2014年6月9日:腹腔鏡補助下肝部分切除術+ラジオ波焼灼術(RFA)

手術前のICでは厳しいこともたくさん言われ、もしかして開腹しても何もできなかったってこともあるんじゃないかって一抹の不安もあったけど、予定通り、肝部分切除+RFAを行えた。

予定通りといっても、腫瘍はどれだけあるかは開けて見ないとわからない状態であり、8病変(4~5の肝部分切除)と5ヶ所のRFAを行った。多いといえば多いけど、今あるものはすべて治療できたという意味では予定通り。今回の一番メインとなると言われてたS7部分の血管に近い病変も無事切除。ただ術前はRFAは1ヶ所と聞いてたけど、結果は5ヶ所。残す正常肝を考えてのことだったそう。

手術室へは朝の8:30頃に着の予定。日勤前の友人や師長さんが見舞ってくれて、ようやく手術するんだと実感も沸いてくる。
ただハプニングもあって、来るはずの母が来ない!なぜだかこんな時に限って車のエンジンがかからないと、急遽タクシーで向かうことになったそう。
時間的には間に合いそうだったけど、着くまでは絶対に手術にいかないでほしいとか言うし、こっちまで焦る。母の気持ちもわかるけど、病院事情にも詳しいし、さすがに待ってともいいにくい。母には絶対に帰ってくるからというメモを残すとともに待機の方法や鍵の扱いなどを書いてみる。
まっ、結果はまあまあ余裕で間に合ってよかったんだけど、そこでやっぱり機嫌が悪くなる。だって、変な緊張させられた上にあれこれしゃべってくるし、もう!って…。余裕ないよっ!!

いよいよ手術、はじめは腹腔鏡を用いて、癒着剥離。開腹するのとどちらが早いのかはわからないけど、剥離に相当時間がかかり、実際の治療が始まったのは、16時頃だったとのこと。そこからは開腹し、内科の先生でソナゾイドを用いて造影エコーしながらRFAを行い、外科に代わって部分切除を行ったそう。
で、麻酔を覚まして、病棟に帰室したのはおそらく22時くらい??

ぼんやりした中、主治医から切除とRFAを行えたこと説明を受けた気がする。
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2013年3月21日腹腔鏡下肝部分切除

1度目は膵尾部切除、2度目は脾門部リンパ節+脾臓切除、そして3度目の今回は肝臓の手術。

転移は術前検査では4ヵ所。肝臓の右葉にも左葉にも。当初は術式に右葉切除も検討されていたが、今までの経過から、今後も再発の可能性が高いことを考え、大きくは切除しない方向になった。もし、次に再発しても、切除できる可能性を残すために、今あるものを切除し、わからないものは触らないということに。
手術を受ける前から次の再発のことを考えなくてはいけないのは複雑だけど、大きな手術になれば、身体への負担も大きいし、最善の方法だと納得。

そして手術は腹腔鏡下の予定で行われる。腹腔鏡は胆嚢や大腸の手術では主流となってきているけど、肝臓や膵臓ではここ最近のこと。外科で働いてる時にはなかったもんなぁ。
腹腔鏡は時間はかかるけど、手術侵襲も少なく、傷口も小さい。術後の回復は開腹手術に比べて早い。

主治医は前回、前々回のS先生もM先生も今は病院にはいないので、今回は別の先生に。でも、I先生もK先生も外科の時に一緒に働いてたので、顔見知り。
K先生は同世代で、今回疑われた時から、色々説明してくれたり、検査の段取りをしてくれたり入院までにも色々お世話になった。
そして、Y先生は初対面だったけど、しゃべりやすい先生で一安心。いつもゆっくり話を聞いてくれるので、入院中は一番話を聞いてもらってた気がするな。いずれセカンドオピニオンに行きたいと考えてることも話した。

手術当日は予定通り8:30に手術室へ。手術室の看護師さんも1度目の手術を担当してくれた看護師さんで、仲のよい先輩の友達でもあるから、心強い。優しい声かけに安心する。
まずは硬膜外チューブの留置。術後、ここから鎮痛剤を持続的に投与する。
スムーズに留置でき、いよいよ麻酔。
当然ながら、ほんとに一瞬でおちてしまう。3.2.1で以降の記憶全くなし。
で、次に記憶が戻った時にはもちろん手術は終了していた。
時計を見ると11:30。
前回、前々回ともに予定より早く終了したこともあり、一瞬昼前と錯覚するが、さすがにそれはない。
夜中の23:30で病棟に帰ったのは、ちょうど日付が変わる頃だった。

帰室は夕方くらいと聞いてたので、意識なく、何にもわからない本人と違って、待たされてた親は気が気じゃなかっただろうなと…。

そして、ここから長い夜がはじまった。前回も前々回も帰ってきたのはお昼過ぎで、検温などで起きるけど、気がついたら眠っていたので、翌朝まで長いと感じることはなかった。
けど、今回はほとんど眠れなかったぁ。痛くてとかしんどくてって感じじゃなかったけど、とりあえず時間がたたない。看護師さんが来るたび時間を確認し、「まだ1時間も経ってない」の繰り返し。
まぁ、もともとどこでも眠れるタイプじゃないので、仕方ないとは思いつつも、そこそこきつい眠剤もほとんど効かず。ようやく明るくなってくると1日が終わったんだとちょっと安心した。

朝には主治医から手術の説明があった。
予定通りじゃないこともあり、その1つが癒着も強く、腹腔鏡のみでは困難で開腹が必要になったこと、そして2つめが術前に思っていた以上に腫瘍は多く、10ヵ所切除したということだった。

さすがに10ヵ所には絶句、そして肝臓全体に飛んでるんだと認識。
再発するかどうかではなく、いつの時期に再発するのかという気持ちに変わり、その思いがそれからずっと離れないでいる。

2010年5月14日 脾門部腫瘍+脾臓摘出術

色々検査を進め、前回とった近くにできたやつをとることが決定。
そして、今回は脾臓も。前回とるかもしれないと言われて温存されたもの。
まとめて一緒にとってたら、やつは現れてなかったのかなとふとよぎることがある。
だけど、もし…とか、…たらを考えだしたらきりがないし、そこにはしばられたくない。
あの時は一番最善と思われる方法を尽くしてもらったはず。
そして、脾臓にだって役割はある。なくても生きてけるけど、免疫機能や血球破壊など…。

夜勤明けで入院。手続きやらオリエンテーションなど受けて外泊。
翌日(手術前日)は下剤飲んだり、硬膜外チューブの挿入に手術の説明。
硬膜外チューブは手術室で入れるのが通常だけど、前回もそうだったけど、今回もペインクリニックの先生にお願いをして入れてもらうことに。だけど、見えないとこで針を刺されるのは恐怖感↑、で、やっぱり痛い…。
前回、術後の痛みが強かったので、痛み止めのメニューも指示してくれた。

主治医の先生は前回同様に外来主治医のS先生と4月に東京から戻ってきたM先生。知ってくれてるから心強い。

そして、2010年5月14日、やつ2回目の手術を受けた。
今回はドレーン入らず、痛みもまぁまぁで、順調に回復し、2週間足らずで退院できました。

2006年12月8日 膵尾部切除術

病気がわかってからMRIなどの検査が追加され、術前の診断ではSPN疑いとのこと。
SPNといわれても、消化器外科で働いてても聞いたことなかったぁ。
SPNは若い女性に多い良性の腫瘍と。だけど、大きさを考えると手術をしたほうがよいだろうと

まさかこんなに若くで手術をするなんて思ってもみなかった。しかも膵臓の手術なんて・・
もちろん、消化器外科で働いてるから、ある程度の知識はあって、膵臓の手術がやっかいなことも認識すみ。
ただできた場所が膵臓のはしっこの尾部だったことは幸いだった。
できる場所によって術式は大きく変わる。これが頭部なら、消化器外科の中でも大きな手術になり、合併症も起こりやすく、回復するまでにもかなりの時間を要する。何より実際の患者さんをみてても、どの患者さんも術後はかなりしんどそう
自分が受けるなんて、とうてい、ムリムリ、ムリムリって感じだったから。

それでも手術はかなりの大イベント
良性といえど、膵尾部といえど、全身麻酔で開腹手術。多くの患者さんの手術後をみてきても、こと自分のことになるとひるむ、ひるむ

先生もナースももちろん知り合いばかり。心強くあるけれど、あんまりかっこ悪いところみせられないしとか、色々考える…。
でも、主治医はお願いして選ばせてもらいました!
一緒に働くなかで、患者さん思いの尊敬できる先生を。
先生はかなりやりにくかったはず。だって、昨日まで一緒に働いてたナース、しかも同年代の。
断れなくて、ごめんなさいって

看護師は術後は肺炎にならないように、イレウスにならないように、床づれができないようにと、痛がる患者さんに「歩け、歩け」とすすめるのも仕事。
手術後はナースステーションから一番近い部屋に入ることが多く、翌日にはそこで体を拭いて、パジャマに着替えて、歩いて部屋に帰るってのが、ふつーの手術の一般的な流れ。もちろん、出血量やら手術侵襲にもよるけれど。

手術は順調にすみ、予定していた時間よりも早くに終了。
だけど、術直後からちょっとお腹を触れるだけで痛い!痛い!横に向くなんてムリムリみたいな。
そして、翌日に歩けたのはちょっとだけ。
経験から若い患者さんより、年取った患者さんのほうが、痛みに強く、気分不快もなく、スタスタと歩けることを感じてたけど、ほんとにそうだった。
全然ダメでしたぁ

自分が患者になって、患者さんの気持ちや頑張りを肌で感じることになって、愛のむちだけでなく優しい言葉も大切だなっとつくづく感じる経験でした

膵臓切除には恐れられてる合併症=膵液漏がある。その名の通り、膵液がお腹の中に漏れること。なにがこわいかって、膵液はアルカリ性、血管を溶かして大出血の危険性がある。そして膵液漏はすぐにはよくならず、食事をすると、膵液は分泌されるため、絶食期間も長くなる。
膵液漏がないかは、お腹から体の外にでている管(ドレーン)からの排液を検査にだしてアミラーゼ値が高くないかとか、色合いとかで調べます。
翌日、自分のドレーンをみるとワインレッド色。これってもしや、膵液漏??、アミラーゼ値も3万以上と高い!!
やばい、やばいと思ってたのは患者本人だけでなく、のちに聞くと先生もだったそうで。
幸い一時的なもので、多少の絶食期間の延長のみでその後は順調に回復し、無事退院迎えることができました
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