カミングアウト

再発が疑われて、特に気がかりだったのは家族にどう話すかだった。
家族といっても、結婚してないし、子供もいないので、両親に。

家族関係は複雑ではないけれど、両親はあまり仲良くなく、兄はちょっとだけ問題児?だったので、母は色んな面で苦労してきた。
そして、母はうちが産まれる前に病気で姉を亡くしている。
だから母にどう話すかが頭を悩ます。

母とは休みの日に一緒に出かけたりと仲良し親子だけど、なんでも話せる仲ではなく、今回のことも含めて大事な話はなかなか話せない。

3年前の手術の際に良性腫瘍と説明を受けてるし、まさかその病気がどうにかなるなんて、全く頭になかっただろうし…。

徐々に周りの友達や当時の彼にはその事実を伝えていったけど、やっぱり母と面と向かうと言葉にならず…。

そして、こんな時、一人暮らしでよかったぁと思う。だって、元気がなくても、食欲なくても気にされずにすむから。干渉されるのも苦手だし。
やっぱりあんまり心配はかけたくないしね。

だけど、言わないわけにはいかないので、もともとは彼と行くはずだった旅行を母と行くことに変更した。
彼には申し訳なかったけど、こんな気持ちじゃ旅行も楽しめないし、親孝行しないといけないし。
手術で生死にかかわるわけじゃないけど、もしかしたら、親より先にってことはあるかも知れないって気持ちを持ったのも確か。

で、母を誘ってみると、喜んでのってきた。ちょっと後ろめたさを感じないこともなかったけど…。

湯布院、黒川温泉に2泊3日。
旅行中に言おうと決めてたけど、前日実家に帰った時に、なんでだったか忘れたけど、たぶんそのようなことを聞かれて、カミングアウトした。
「えー、なんでぇ」と、相当ショックを受けていた。そらそうだよね…。
「また出てきたもん、しょうがないやん」と言ってみる。極力悲しい顔はみせずに。
色んな思いが錯綜するけど、この頃にはそういう気持ちも持てるようになってたし、どんなに悲しんでも、考えても「なるようにしかならない」って。開き直りでもあり、前向き?でもある言葉。
カミングアウトできたから、ちょっとすっきり。
温泉旅もそれなりに楽しめた。

大切な人にどう話すのかって難しい。一緒に悲しみをわかちあったらよいのか、気丈にふるまうことがよいのか。
自身にとっても、相手にとっても、どうしたら衝撃が少なく、かつ現実を受け止めていけるのか。
これは今も進行形の課題。
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