五山の送り火

8/16は京都の夏の風物詩、五山の送り火でした。

働いてる病院からは大文字と妙法、船形が見えて、お盆休みだけど、家には帰れない患者さん達がささやかに楽しみにされている。

今までも、翌日ホスピスに転院が決まっていた患者さんと、普段は疼痛でなかなかベッドから動けない患者さんと一緒に鑑賞したのを覚えてる。

そして、今年も終末期にある受け持ち患者さんがお孫ちゃんと一緒に観るのを楽しみにされていた。いつもはお孫ちゃんをディズニーランドに連れて行ったり、自由研究を手伝ったりされていたそう。ここ2日ほどでぐっとしんどさが増した状態だったので、どうしても見せてあげたいと勝手に思ってた。

この日、京都は昼前から雨が降りだし、一部道路が冠水するほどの記録的な豪雨となった。
開催も危ぶまれるほどの雨だったけど、なんとか無事着火。

翌日、お孫ちゃんに車椅子を押してもらいながら、家族みんなで観れたこと報告してくれた。

これは病院から見える大文字。



うちは今年は病院からではなく、先輩の家から大文字と左大文字、船形を鑑賞した。






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自宅療養④

またまた振り返り…。

自宅療養中は心が折れてた。
昨年の肝転移の時に経験してた通り闇だった。

なので、1週間と1日での仕事復帰を決め、なるべく1人で過ごさないようにと心がけた。

それでも、来る日も来る日も毎日自然と涙が流れる日々、辛かったなぁ。

時間が解決してくれると信じていても、手術前からはほど遠い状態、先が見えずにもがいてた。

そして、8割程度元の生活を取り戻し、もう涙は流れない。

失っていくことを受け入れることは容易じゃない。これからのことを考えたらまだまだ覚悟が足りないのかも知れないなぁ。

せめて、失ったことと同じだけ得るものを感じられる心持ってたいなぁ。

初ラン

7月は仕事をこなすことで精一杯。体がついてかないと焦ることもあったけど、
気がつけばもう8月。着々と時は進んでいく。
そろそろ次のステップに進まないとね。

ということで、
私生活にも変化を求めてみようと。
手術前からお休みしてたヨガの回数券を買いに行って、近々再開!
昨日は日が沈んでから、術後初のランニングに出かけてみた。
これをランニングと言っていいのかというくらいのへなちょこぶり。走れてないよ。早歩き?
まっ、走る格好に着替えて家からでただけでもよし◎

前回よりもさらに4~5cm延びた横切開の傷のせいで、お腹の中に楕円形の大きな石がある感じで、上下に揺れて背中まで響いて痛む。やっかいだなぁ。

あわよくば大阪マラソン、無理なら神戸マラソンを走ってみようかなと秘かに思ってる。そして京都マラソンにも申し込もうかなって。

体力の回復も十分じゃないから、無理や無茶しなくてもよいとは思ってる。
大阪マラソン申し込んだのは手術がうまく行くように願をかけて、当選のお金を振り込んだのは、チャリティーが色濃いマラソンだったから。
だけど、ほんとはどこかで間に合わせてみせると思ってる自分がいるのかな。負けず嫌いだからね。最後までは無理でもきっとスタートラインにはたって走ってる。そして走りだしたら完走目指して無理してると思う。なんとかなるさと。

こないだ、大阪の勉強会で、同じ闘病仲間から、早期の仕事復帰やマラソンのことをすごいねといってくれる方が何人かいた。
だけど、みんな変わらない。みんなそれぞれ悩みや不安抱えながら、それぞれの生活頑張ってるし、治療をしてる人は根気強く向きあってる。毎日の薬、1ヶ月毎の注射継続してる人のほうがよっぽどすごい!しんどくなるのわかっててもたち向かえる力を持ってる。うちにはまだ持ってない力だし、みんなのほうがすごいよ。

だからこそ、手術して手に入れた自由な時間を大切に過ごしたい。みんなの頑張りを見たから、うちもと刺激を受ける。

自分の中では生活の質を考えて次はTACEと勝手に決めてるけど、分子標的薬やケモが開始された時には副作用を考えてマラソンはきっぱり辞めようと思ってる。
だから、それまでは頑張りたいなぁ。それまでの時間にできることやっとかないとね。

最近、いやいや前から首の痛みがあって、骨メタ心配してる…。
調べてみようかと思う反面、今の生活大切にしたいし、わかった時でよいかなとも思う。
仕事もランニングもできてるし、心配しすぎなだけで、気のせいかも知れないし。
気が向くままに…。

来年2月まで、この状態維持できたら貪欲に京都マラソンでは自己新更新をしたいなぁ。
(まだ申し込んでもないし、当選もしてないけどね)




命の期限

今日の新聞に日本人の男性の平均寿命が初めて80歳を超えたと載っていた。ちなみに女性は86歳で世界一とのこと。

そんなに長生きしたいとは思わないけど、まだその半分も生きてないのになとは思う…。

2013年3月に肝転移で手術した時、漠然とあと自分の命は5年くらいかなって思った。根拠はないけど、肝転移後の5年生存率が50%で、5年後といえば発症から12年くらい。そんなもんが妥当なところなのかなと。

それから1年4ヶ月が経った。引いたらあと3年8ヶ月。その間に再発もしたし、やっぱり妥当なところなのかなとも思う。

ただ1年なんてあっと言う間。命の期限を意識したこの1年だってそれは例外じゃなかった。

手術はしたけど、そこそこ元気。今までの生活をとり戻せたし、このまま、ゆっくりなペースで進んでくれて、新たな遠隔転移(骨や脳など)がなければ、気がつけば5年経ってるかも知れない、東京オリンピックだって夢ではないかも知れないとも思う。
一方でそんなに甘くはないよな。急激なスピードアップや転移をすれば、あれよ、あれよと進む可能性がある。そこからはもしかしたら半年も持たないかも知れないとも思う。

今の状態ならどちらにも転ぶ。現時点ではあとどれくらい生きれるからわからない。

それでも、
免許の更新の時、定期券の更新やマラソン申し込む時、旅行を予約する時など、いつも何かをする時には、その時、ちゃんと生きてるだろうか、そのあいだに病欠してないだろうか、新たな病変見つかってないだろうかって命の期限を考えてしまうんだよね。









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