涙の質

久しぶりに涙が流れた。
まだちゃんと流せる涙があったんだっ。

CT→2カ所くらい、それらしきものを確認できる程度。

MRI→軽度に増大

そんな結果を受け、消化器外科と消化器内科に受診。
すでにそれぞれの先生同士で話はされていて、
「そろそろ治療開始しようか」ってことだった。

もちろん、そんな答えが返ってくることは覚悟してた。

予想通りの言葉。
だけど、いざ突きつけられたら、一気に逃げ場がなくなった。

もうちょっと待つという選択肢はないのかって悪あがきしてみたり、嫌だ、嫌だと駄々こねてみたり…。

先生もうちのそんな行動はお見通し。どうしても拒否した時用に3ヶ月後のMRIの予約とってくれてた。

本気でそうしようとは思ってないけど、そんな心遣いが嬉しかった。

帰り道の電車の中で、ホロリとつたう涙。

帰ってから、元祖主治医にも報告。元祖主治医は今の主治医の上についてくれてた先生。今は遠く離れた病院で働いてるけど、入院する時にはいつも顔をだしてくれる。治療始めてみましょうって。語尾にはちゃんと支えるから!やってみよ!って言葉がついてそうな気になった。そんな優しい言葉かけられたらうんっていいそうになるやん。そして、うだうだなうちにどの道選ぼうと応援するからと。

で、やっぱり寝る前にもほろほろと…。

久しぶりに自分の病気で涙が流れた。
悔しい涙や悲しい涙ではなく、
優しさに触れたから流れでた涙。

次の段階へと病気は一歩進んだ。
でも、意外にちゃんと日常こなしてる。
仕事だって、ごはんだって、睡眠だって、大丈夫。
さすがに長い付き合い免疫もついてるわ。

そして少し時間が経って、冷静に考えないといけないことも色々見えてきた。

治療はまだ決めかねてるけど、決断するのは自分。



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貴女と私、かなり違うタイプかな

先ず・・・↓の気持ち、よーく解る。
これは、本当にそんな境遇になるまで気付かなかったこと。
普通の人として見られたい。
普通の人でありたい。
少なくとも、自分のよく知らない人達は、気付かないで欲しい。
普通の振りを通したい。
でも・・・
弱い自分を解ってほしい。
苦しい自分を助けてほしい。
そんな気持ちもある。。。

で、
くちこは、迷わず、と言うか、
よく考えもせず、とっとと一歩を踏み出すタイプなんです。
ある意味、生き急ぐような感じ。
その場足踏みが苦手。
先も見通せない内から前へ進むタイプなんです。

人は色々。
自分がどう生きるか。
自分で決めて良いと思います。
貴女は貴女のように。
私は私のように。

自分の場所で、
自分の時に、
自分の咲き方で咲く花と同じです。

記事を読んで胸の奥が痛くなりました。
あかしまもようさんはお仕事の関係で
薬の副作用などの 医療知識が豊富だから
いろいろ考えてしまうんだろうな…と。

私たちはド素人なので
主治医からの説明だけで
えいっ!と治療を始めたような感じです。

元祖主治医の先生 心強いですね。
人生の大事な岐路ですから
信頼できる方に相談して甘えてもいいと思いますよ^^

No title

信頼できるドクタ−、見守ってくれるドクター。
つきあいが長いぶん、
あかしまもようちゃんのこと考えてくれる
人がそばにいて嬉しいね。

その立場にならないとわからない気持ち
たくさんあるけれど。。。
一日一日は確実に過ぎていくから
よき決断を。

No title

治療開始という現実に、ショックなお気持ちわかります。

私自身も、術後に良性腫瘍でなく悪性腫瘍で最悪余命半年と
言われたときより、小腸カルチノイド(現在はNET)と診断確定したときより
「抗がん剤治療始めましょう」と言われたときのほうが
ショックは大きかったです。
病院から渡された「抗がん剤治療の手引き」の冊子は、
家に帰ってもなかなか目を通す気にはなれませんでした。
それまでは、症状も軽く元気だったので、自分がガン患者というのが
どこか現実として感じることが少なく、なんだか人ごとみたいに感じていたのに、
実際、ケモ開始となると、本格的にガン治療に踏み込んで行くわけで
どっぷり自分自身がガン患者に染まっていく感じでした。
やっぱり副作用の不安などありますしね。

でも、治療が辛かったら途中で中止すれば良いのでは?
実際に私は5クール予定を3クールで中止申し出しました。
悔しいけど、3クールが限界でした。
脱水症状で卒倒したり、2ヶ月近くまともに食事できなかったり
抗がん剤治療は辛かったけれど、実際に自分が経験したことで、
他の患者さんにアドバイスできることも多々ありました。

しばらく様子を見るという方法もあるかと思うけれど、
やっぱりNETというヤツらのやりたい放題やらせておくのも
癪だと思いませんか?
治療によってヤツらを「しばく」ことも必要では?

最後に決めるのは自分…。
だから余計に最初の一歩が難しいですね。
私は単純なので、先生に言われたらその通りに動いてしまう派。

先が見えない不安も大きいけど、やらずに後悔するのも嫌かなぁ。と。

でもどの道を選んでも、あかしまもようさんの周りにはDrとか沢山サポートしてくれる人がいるから心強いですね!

くちかずこさん
「知られたくない、フツーの自分でありたい」と思う一方で、「自分のことをわかってほしい」と思う気持ち、矛盾してるなぁと思いつつ…。
進む道が決まったら、それに突き進むのみですが、そこまでの道のりが苦しい…。

つぼみさん
そうなんですよね。たくさんの患者さん見てきたから、なかなか一歩を踏み出せないのもあるのかも。
「らしく生きる」って何だろうと。
人生の岐路、最後はちゃんと自分で決めないと。

myuさん
主治医、元祖主治医は多くは語らないけど、やっぱり心の支えかなぁ。
いつまで誰に診てもらうのも悩みの一つだけど、このまま診てもらえたらとは思う。
決断しなきゃいけないことは色々あるけれど、一つずつ。

そうなんですよね。
わかってたつもりですが、今まではやっぱり癌患者さんという認識は薄かった。ふと忘れることもできるくらいだったけど、抗がん剤開始したらそうゆうわけにもいかないから。自分も周りからみてもどっぷり癌患者さん。
今のこのライフスタイル続けられるかもわからないし。
もともとしんどい思いして長くは生きなくてもいいと思ってた。
それだけたくさんの最期を看取ってきたことも影響してるかも。
でも、始めようとは思ってます。あとはいつからだけかな。

はやママさん
そうなんですよね。
はじめの一歩がなかなか踏み出せない。
はじめてみたら、それなりには頑張ろうと思ってます。
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